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ボールの進化

ここ数年でも、ゴルフボールは進化しています。現在ツアーで活躍しているボールは、ほとんどがソリッドコアタイプのボールを使用しているはずです。最近のボールの飛距離はほぼ横ばいですが、1993年から 2003年の10年間で、プロのドライバーの飛距離は30ヤード近く伸びている。1995年では平均が268.7ヤードだったのに対し、2003年では292.8ヤードのなっています。

ゴルフボールは初め、羽毛を皮で包んだ手作りのものが使われていました。その後、ガッタ(GattaまたはGattiとも言われる)というボールが量産できるボールが表れたことが、ゴルフの発展を大きく促したと言えます。初めは表面がスムーズでしたが、後にキズを付けるとより飛ぶことが判明し、メッシュの付いたものや表面に小さなイボイボ状の突起がついたボールなどが普及した。現在のボールが、でこぼこしているのはそのためでしょう。

Haskell rubber-core ballさらに、1898年にはゴムのボールが始めて使われるようになり、1901年にHaskell rubber-core ballというボールが出現し、ゴルフを大きく変えていった。当時のボールの表面には、イボイボ状の突起が施されていた。現在のボールのようにディンプルが使われるようになったのは1908年からと言われている。そして、1930年に始めてゴルフボールの規格が全英ゴルフ協会によって確立された。現在のゴルフボールの規格は重量が45.93 g(1.620 ounce)以下、直径は 4.27cm(1.680)以下となっている。

クラブの進化

進化してきたのは何もボールだけではありません。クラブだって進化してきました。

ゴルフクラブゴルフの普及はボールの進化でも書いたように、ガッタが作られてからですが、クラブのデザインもボールの進化に大きく影響されてきました。ガッタボールは、皮製のものと比べ、硬いこともあって、そのために、鉄製のも作られるようになってきました。昔はウッドが中心のセットの構成であったが(例えば、ウッド7本とアイアン3本、そしてパターというセットの構成)、ボールの変化がゴルフをターフを取って打てるアイアンを多く使うゲームに大きく変えていきました。

ゴルフボールの表面のメッシュやクラブフェースの中央が高くなった(ギア効果を生む)形状などは、19世紀に思わぬことから発見された知恵だと言われている。

ゴルフクラブは近年、大変な進化を遂げて、80年代後半まではツアープロでもパーシモンのウッドをも使っていたものが、現在では大きなチタン製ヘッドに (カーボン)グラファイトシャフト装着という仕様に完全に変わっています。ゴム製糸巻きボールの普及後は、アイアンがさらに進化し、近年のアイアン中心のセット構成になった訳ですが、最近はフェアウェーウッドやユーティリティークラブが多用されるようになって、ロングアイアンを持たない人の割合が多くなるなど、セットの構成も、また少し変わってきました。

また、ウレタンカバーの多層構造ボールの出現とあいまってドライバーのデザインも進化した訳ですが、ヘッドの大型化など、ドライバーの進化も行き着くところに行き着いた感じもあります。10年先のドライバーのデザインは一体、どうなっているのでしょうか。今のままなのか、それとも大きく変わっているのかは、今後のゴルフの人気によって変わっていくでしょう。

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